センター長挨拶

Greeting
センター長 写真

2024年1月1日付けで臨床遺伝・ゲノム医療センター長を拝命致しました、山本寛斉と申します。臨床遺伝診療部とがんゲノム医療センターを統合し、ゲノム・遺伝子を扱う診療施設として新たに当センターが設置されました。

センター内に「遺伝医療部門」と「がんゲノム医療部門」を置き、高度に細分化された部分に関してはそれぞれの専門家が担う一方、職種によっては両方の部門に横断的に関与しております。

現在のセンターの形に組織再編するにあたり、センター長に専任医を配置しました。今後更に専任スタッフを増員し、大学病院として期待されている、より高度な医療の提供や研究などの学術的な活動を積極的に進めていくことで、島根県内の遺伝医療・ゲノム医療の均てん化を目指します。

次世代シークエンサーの急速な進歩など、様々な遺伝子解析技術の進歩により、臨床遺伝学やゲノム医療は大きく発展しておりますが、診療体制としては主治医をはじめ病理医・臨床遺伝専門医・認定遺伝カウンセラー・看護師・薬剤師・臨床検査技師など、多職種が綿密に連携することが求められます。当センターの使命は、多くの診療科・部門と連携し、組織横断的に遺伝医療・ゲノム医療を進め、真に一人ひとりの患者に適した診療をお届けすることであり、島根県・山陰の医療に貢献できるように努めて参ります。

臨床遺伝・ゲノム医療センター長 山本 寛斉